弊社初代社長の小堀順清は、いつもお風呂につかりながら商品のアイディアを練っていました。ある日、企画のスケジュールを検討していたが、お風呂場にはカレンダーが無いのでスケジュールの立てづらさを感じた。カレンダーは紙製品なのでお風呂場には持ち込めない…。だったら作ってみようと思いたったそうです。

ビニールは水に強いが印刷コストに問題がある。紙でもなくビニールでもない、濡れても大丈夫な素材はないかと探していたところ、選挙ポスター等で使われていた「ユポ」という素材にたどり着く。早速、ユポ紙を取り寄せいろいろと試してみたところ、凸凹がない所に水だけで貼れて、なかなか剥がれない。「これだ！」と思い製品化が進められました。

バスメイトは2000年版より発売を開始し、来年で発売20周年になります。初版は数字だけのカレンダーだった「バスメイト」。小堀は絵が好きなことと「お風呂場を楽しい、癒される場所にしたい」という思いから、現在のようにイラストや柄を入れたデザインに改良されました。お風呂の他に、洗面所、キッチン（画鋲でとめる）など水回りでも使えるのも魅力です。